ピアノ初心者必見!「譜読み」苦手意識を吹っ飛ばすための練習法

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ピアノ 

こんにちは。皆さん、ピアノ楽しんで弾いていますか?

4歳からピアノを始めて音楽大学で学び、その後自宅や某大手教室でも講師として今も現役。ピアノ講師歴20年以上のベテランが、今回は「譜読み」について書いています。

全く楽譜が読めなくても、ちゃんと読めてピアノを弾けるようにするのが私の仕事なので、「譜読み」に苦手意識をもってしまっている方がいたら、この記事を読んで克服して欲しいです。

誰でも最初からスラスラ読めるわけではありません。「譜読み」は習うより慣れろです。だんだんと知らない曲でも「読めて」「弾ける」ようになりますよ!それではさっそく話を進めましょう!

譜読みが苦手な人、実は

譜読みをする少女

譜読みが苦手、という人は耳がいい人が多いです。何回かレッスンで一緒に練習しているうちにその曲を覚えてしまうのでどんどん楽譜を見ないで弾くようになってしまうのです。

特に知っている曲は、楽譜を見なくても何となく弾けてしまうので、よけい楽譜を読むのがめんどくさいという事にもつながってしまいます。

でも、一度リズムや音を間違って覚えてしまうと直すのにとっても苦労します。身に覚えがありませんか?

楽譜とは

ガッツポーズをする女性

楽譜は情報の宝庫です。「○○の音を弾く」という情報だけではなく「長さ」「強さ」「速さ」「雰囲気」いわゆる表現などなど演奏のヒントがたくさん書かれています。

その曲を弾くときに役立つ情報を全部読み取って表現できれば、同じ曲でも仕上がりが変わってきます。

ブラボー!な演奏をするために、大事な「譜読み」。じっくり時間をかけて読み込んでいきましょう。

音の名前

ここはもう分かっている人が多いと思いますので、バッチリです!という場合は飛ばして「リズムを理解しよう」に飛んで下さいね。

ト音記号とヘ音記号

ピアノを弾くときに使う楽譜は「大譜表」です。右手で弾くト音記号と左手で弾くヘ音記号が上下に並んでいて左から右にその2段を同時に弾いていかなければなりません。

ト音記号とヘ音記号はぱっと見同じ場所に音符があるのに、名前が違うし弾く場所も違うので注意してくださいね。

ややこしい、と思わないで下さい。言葉にもひらがなとカタカナがあるようなもんです。ト音記号とヘ音記号 両方とも同じように読めるようになるためにも、楽譜を見ることが大事です。

目印をきめよう

ト音記号ならヘ音記号ならファを確実に覚えましょう!これがしっかりできればあとはその場所から知りたい音まで一つずつ上へ、または下へ数えていけばいいだけですね。

ここで、確認

  • 途中からでも音階がちゃんと言えますか?
  • 上から下へも音の名前が言えますか?
  • 隣同士の音は、線・間・線・間と(上や下に)動くことを理解しましたか?
にゃんこ先生
にゃんこ先生

どれも譜読みが得意になるためにクリアしていないといけないニャ=^_^=

音の名前が50音と同じレベルで読めるようになるのに、そんなに時間はかからないです。でもでも、実はここからが「譜読み」に苦手意識をもってしまう原因なんです。

「譜読み」で一番難しいのは「リズム」をとること

リズムを理解しよう

リズムをとる2歳児

特に大人になってから始めた方は、10人中8人 いわゆるほとんどの人が「リズムが苦手」と言われます。もちろんレッスンでご一緒する方には私も噛み砕いて、身振り手振り、手拍子しながら説明しますが、苦手意識はなかなか払拭できないんですよね・・。

非常に悲しいです。

だってだって、「リズム」は音楽基本3大要素の一つなんですから!ピアノを楽しむためにも絶対にマスターして欲しいです!(ちなみにあとは「メロディー」「ハーモニー」ですね)

ここで白状しますが、実は私がリズムを完全に理解できたのはピアノを始めて5年目 小学校4年生の時でした。その時点でずいぶん難しい曲を弾けるようになっていましたが、それは自分で楽譜を読んでいたのではなくて、先生が弾いてくれたリズムをただ真似していたんですね。

ある時、先生に私がリズムが分かっていないことがすっかりバレてしまいました笑笑 そこからリズムを理解するまですそれはそれはしつこく勉強させられましたー!

でも、ちゃんと理解できたお陰で、こうして一生音楽と関わって楽しめるようになったのですから、厳しかった先生に感謝しなければいけません。とってもありがたいことだと思っています。

文字でリズムを理解してもらうには限界があるのですが、なるべく簡単にリズムを把握する方法を解説しますね。

音符ツリーは分かる人が見れば分かりやすい、分かっていない人が見ても「うーん?いまいちわからん」って感じかもしれませんが一応これが基本なのでまずは、ここ大事。

縦に見て、一番上の「全音符(休符)」の半分が「2分音符(休符)」つまり「全音符(休符)の中には2分音符(休符)が2つある」ってこと。同様に「2分音符(休符)の中には4分音符(休符)が2つ」「全音符(休符)の中には4分音符(休符)が4つ」

あらら、言葉にすると余計難しい感じになってしまいました。とりあえず先に進んでしまいましょう。

リズムと言葉

リズムを教える時、私は学研の「リズムカード」を使っています。イラストが可愛いので子供たちも喜んでやってくれます。大人の方にも分かりやすい、と好評です。

ラーメン食べよう

餃子を作ろう

ゆうえんち

アルバイト 

トマトジュース

メガネケース

これなら遊び感覚でリズムを意識することができます。弾きにくそうな箇所に言葉を当てはめてあげると弾きやすくなって練習も少し楽しく出来そうじゃありませんか?

譜読みに強くなる練習法

ここからは、今「譜読み」に苦手意識を持っている人に、ぜひやって欲しい練習法を紹介します。

  • その曲は何拍子かを知る
  • 「拍」を感じて
  • メトロノームを使って練習を

その曲は何拍子かを知る

どんな曲でも、楽譜の一番先頭:ト音記号とヘ音記号の右隣に拍子が書かれています。新しい曲を練習し始める時、この拍子記号を飛ばして先頭の音から見てしまっていませんか?楽譜は前にも書きましたがいろんな情報が書かれているので、隅から隅まで確認してくださいね。

拍子記号は分数のように数字が縦に2個書かれています。上のリズムカード写真の先頭に数字が縦にならんでいるやつです。

順番に4分の4拍子、4分の3拍子 8分の6拍子です。下の数字はその曲の基準になる音符の事で、上の数字は1小節に何個分あるかを表しています。

「拍」を感じる

時計の秒針はずっと同じ速さで動いています。弾きたい曲の中にも同じように「拍」が一定のスピードで流れています。

はっきり言うと「リズム」が苦手な人はこの「拍」の意識が弱いです。

弾きたい曲が何拍子か見て確認したら、分数の上に書かれている数字=1小節の拍数を自分が数えやすい速さでいいので1、2、3、と声に出しながらピアノを練習してほしいです。

4分の3拍子なら1小節ずつ1、2、3 そしたらまた戻って1、2、3と曲の最後まで繰り返します。 

この時、1、2、3、のスピードが途中で変わらないように同じ速さで言い続けることが大事です。でも結構これが難しい・・・

メトロノームを使って練習を

最初から最後まで「拍」を声に出すのは大変です。同じ速さで数えているつもりでも、だんだんと遅くなってしまったり、気が付いたらなんにも声に出していなかった、なんてことはあるある。

なので、便利ツールを活用しましょう。メトロノームを使って「拍」をちゃんと聞きながら弾く練習をたくさんしていきましょう。今はスマホのアプリでもありますよ。私も使っています。便利な時代になったものです。

「拍」を感じながら弾く練習が大事です。

弾くときの目線は楽譜が中心

ピアノを弾いている時、どこを見ているのか意識したことありますか?弾いている時の目線は重要です。

結論から言えばピアノを弾くとき、目線は楽譜中心です!練習しているうちに楽譜を見なくても覚えてしまって弾けるようなってくるんですけど、楽譜に視線をおいたままで弾くように練習するのがいいです。

手はチラッと見るぐらいでも大丈夫。だって鍵盤の順番は決まっているんだから。それよりも、ずっと情報量が多い楽譜を見て下さい。

音符を見ながら自分が弾いた音を聴いているうちに、「楽譜のこの場所に音符がある時、聴こえてくるのはこの音ね」「楽譜にこんな音符が書かれている時はこんなリズムになる」って「楽譜」と「音」と「リズム」が一致してきます。

楽譜を見る力が弱いと、音符と演奏が一致してこないので、練習した曲は覚えて上手に弾けるようになるけれど、新しい曲になったらまた弾けるようになるまで同じ苦労を繰り返してしまうんです。

「音符」がこんな形の時はこんな「リズム」って分かってしまえば曲が変わっても同じですからすぐに弾けるようになります!

目線は楽譜が中心です。これは絶対意識して欲しいです!

片手ずつの練習

うるさがられるのを覚悟で言います。

片手ずつの練習をやった方がいいです。冒頭でも言ったようにピアノの大譜表はト音記号とヘ音記号を左から右に読んでいきながら上下も合わせないといけないので気を付ける箇所が多すぎです。

両手で弾こうとすると気を付けるところがとんでもなく多いのでどうしても慌ててしまいます。でも片手ずつ弾くなら、かなり楽にひけると思います。

片手ずつ練習する時にメトロノームで「拍」を耳で聴きながら、目線は楽譜が中心で手はチラッと見ながら です。

「両手じゃないと弾けない」っておっしゃる方がたまにいますが、両手で弾けているのですから、片手が弾けないはずはないですよ。思い切ってやってみましょう。

まとめ

楽譜とト音記号

楽譜は、全世界共通の言語です。音とリズムの組み合わせで、演歌からクラシックまでどんなジャンルの曲だって再現できるように書かれています。

知れば知るほど「うまく出来ているなぁ」と感心しますよ。そうそう、この感心する感覚になったらかなり理解が出来ているってことだと思います。

「譜読み」がいつの間にか得意になる練習法
  • 楽譜を隅々までよく見る
  • 「拍」何拍子かを知ってから弾く
  • 片手ずつ「楽譜」を見ながら弾く

これを繰り返していれば、「目で見て」「弾いた音と聞こえてくる音が一致」してきます。「譜読み」の苦手意識をなくして皆さんにも今まで以上にピアノを楽しんで欲しいと願っています。

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