こんにちは。私は4歳からピアノを始めて音楽大学で学び、その後自宅や某大手教室でも講師として今も現役。講師歴20年以上のベテランがピアノに関してのいろいろを書いています。
現在まで大勢の大人の方のピアノレッスンをご一緒してきましたが、上達が早い方には必ず3つの共通点がある事が分かりました。
今回はその3つを紹介したいと思います。今ピアノに通っていらっしゃる方、独学で頑張っていらっしゃる方、ご自分に当てはまるのか確認してください。
上達の早い人 3つの特徴とは

- 考えながら練習できる
- 挑戦する気持ちを持っている
- 出来ないことも楽しめる
考えながら練習できる
例えば、指のウォーミングアップをするときにも、なぜ、この練習をしているのか?その目的は何なのか?を考えながら練習できる方はご自宅でも正しい練習をして下さるので効果が出るのが早いです。
また、「レッスンで右手の旋律は大きくはっきりと弾いて、左手の伴奏はもう少し弱めに弾きましょう」とアドバイスをしたとします。
そうすると「なぜそう弾いた方がいいのか」という事までを理解して、次回までその点を意識して練習に励める方と、「そう弾きたいんだけど出来ない」と言って自分の楽な弾き方から卒業できない方は曲の仕上がりにも違いが出てきますし、進度も変わってきます。
考えながら、集中して練習に望める方は短時間でも成果が出てきます。そして、それを毎日継続できれば相乗効果でどんどん上達が望めます!
挑戦する気持ちを持っている
いついつまでに、この曲を弾けるようにしよう!と具体的に目標をもっているできる方は確実に上達します。
又、とても好きな曲で、「絶対に弾けるようになりたい」と強い気持ちがある方も努力を怠りません。ご自分の好きな曲なので、「できるだけいい演奏をしたい」という気持ちで臨んで下さるので横ばいが少ないです。
さらに、自分の思うように弾けない時は何か理由があります。最も多いのは練習不足=練習を続けていけば弾けるようになってきますが、もっと根本的なこともあったりします。
例えば、指使いがそのフレーズに適さない場合など。
一度練習を頑張って下さった指使いを変えてもらうのはなかなか大変なことです。できれば私も直すように進言するのをためらうこともありますが、絶対その方が簡単になる場合は心を鬼にして「直しましょう」と言います。
そんな時も「えー!これでもいいんじゃない?」と言う方と、「なるほど!そうですね!」と積極的に挑戦して下さる方との上達が違うのは明白ですよね。
その曲で経験したことはそのあと弾く曲にも当てはまるかもしれませんよね。なんでも経験!「やってみよう」という気持ちは何事にも重要な事です。
出来ないことも楽しめる
知らない曲を練習し始めることを恐れない方は上達が早いです。大人の方は知らない曲を弾きたがらない傾向があるかな?と常々感じるのですが、上達の早い方は知らない曲でも「弾けないー」とおっしゃりながら楽しそうに弾いて下さる場合が多いです。
テンポはどんなにゆっくりでもいいので、音とリズムを正しく弾くようにしていけば知らない曲でも弾けるようになってきます。今まで知らなかった曲が知っている曲になるんですから嬉しいと思いませんか?どんどん知らない曲にも挑戦して欲しいです!
なかなか上達しないとお悩みの方へ

「もう、何年もピアノを続けているけど、なかなか弾けるようにならない」と感じている方はいませんか?
そんな方は上達の早い人の3つの特徴と自分をじっくり見比べて下さいね。
- 練習は短時間でも継続しているか
- 先生に言われたことを意識して練習できているか
出来ていれば、大丈夫です。確実に上達してきているはずです。もし、レッスンの前日にあわててピアノに触る、という感じなら毎日時間を決めてピアノの前に座るのはどうでしょうか。
練習は始めるまでが面倒なんですよね。その気持ち、分かります。だから、時間を決めておくのは有効ですよ。1日30分で十分です。弾けてくるとどんどん時間はあっという間に経ってしまいます。
上達を早める特効薬

私がおすすめの、上達を早くする特効薬があります!それは、人前で演奏を披露することです。
個人の先生にレッスンを受けている人は、先生の発表会が定期的にあるかと思います。「恥ずかしい」「失敗したらどうしよう」「子供ばっかりだったら嫌だな」などと思わずに是非、参加してみてください。
確実にそれまでよりも練習に身が入りますよ!
独学の場合、せっかく弾けてきて楽しくなってきても褒めてくれる人がいません。そんな時には一般の方でも、人前で弾く経験ができるこちらに参加しましょう。

この、「ピティナ・ピアノステップ」はいつでもどこでもどなたでも参加できるアドバイスつきの公開ステージです。普段独学で練習している方は、審査の先生3人から直接演奏に対しての感想やアドヴァイスを受けられる貴重な機会になるはずです。又、他の方の演奏を聴くのも大変勉強になります。

ステージは毎月全国各地で開催されています。演奏のレベルは問われません。参加することに意義があるステージなので参加回数でメダル授与や表彰される楽しみも持てます。
普段練習している曲で気軽に参加できるので、おすすめです。今はコロナの影響でオンラインでの参加になりますが普段とは全く違って緊張しながら弾くのは貴重な経験になる事は間違いなしです。
まとめ

上達のコツは3つ
- 考えながら練習できる
- 挑戦する気持ちを持っている
- 出来ないことも楽しめる
ピアノは確かにあっという間にプロ級の腕前になる、という楽器ではないのが現実です。そして、私たちのような講師でも、簡単に弾けない曲は数限りなくあるので、練習は欠かせません。
ピアノを長く続けている人は、正しい練習を続けていけば、今は難しいと感じている曲でも必ず弾けるようになることを知っています。どんな曲もくじけずにコツコツ練習を続けることが重要なんです。
上達のコツを知って、短期間でぐんぐん実力が上がることを願っています。一人でも多くの方が長くピアノを楽しんでくださるとうれしく思います。


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